五月雨のふる空の水煙 水田うつあまつぶの波紋 みなも走るアメンボおおく 曇天のうすやみ静か...
何もならないのに努力する 後で疲労が残るだけ せめて何かの理由付けをして 心を動か...
傾国の日に迫る夕暮れ 斜陽の影に世は静まる 君候の心とピエロ胸中の悲しみ かりそめの繁栄と日陰...
返したいと思って 頑張ろうとした 受け取れるものは ほんのわずかな物でも...
吸血鬼の裁き、淫行の者の裁き、人殺しの罪、血の罪、牢につながれし魂に… 燃え盛る地獄の業火…とこし...
夜のしじまに聴こえる 風呂場の水音とか 時折聴こえる不良学生の 叫び声とか より静け...
曇天に君はうたう 流れる黒髪、緋色の衣 さみだれに君はうたう 吹く風は湿り気を帯び...
あれから数年がたち もうすぐ迎えるバースデー 大人になりきれなかった時 素直に祝えなかった...
日に日に弱っていく姿を なにも言わず いつものように たとえ苦しくても 不安でも...
僕はひざを抱えて 暗い部屋のすみにいる 大人になんかなりたくなかった ぎゅっと目をつむる ...