風はますます強くなり、神谷はよろけて、宝石をばらまいてしまった。
「あわわわわ。妻の愛が、妻の愛が……」
その頃、妻の若菜は、南アフリカの金鉱にて、原石を磨く作業を終えた後、黒人たちといっしょに金を掘りに出かけた。若菜のボディは、日々の重労働によってますます磨きがかかり、黒人たちは興奮して仕事にならない。真っ黒クロスケな汚れた作業服を身にまとい、激しくヒップを揺らし作業を続ける若菜。額に流れる大量の汗がアレを連想してよくない。
黒人たちがぽぉと見とれている時、急に地震が怒り、落盤した……? おしまい