叩き殺され川に放り投げれた事件をふと思い出した。確か、祖母の誕生日に起こった。プレゼントを持って、橋の下を訪れたら、パンパンの腹丸出しで祖母が川に浮かんでいた。
ものすごい異臭を放っていた。わしは、うろたえて、プレゼントを放り投げ、川に飛び込んだあと、祖母の風船のようになった死体を抱き抱えながら、
「燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのか……」
と必死に考え続けたが、
「んなもん、どうでもいいわ!」
という結論に達し、草むらに祖母を横たえると、破れた着物を脱がせ、ボロボロの体をプレゼント用の、百万円した、