相沢由紀<アイザワユキ>。頭よくておしとやかでいつも笑ってるクラスの人気者。
会えば挨拶はするけどちゃんと話したことはない。てゆうかできる限り彼女には近寄りたくない。
このコは本物だ…。そんなやつが俺をみていればいつか俺が偽物だってことがバレる。だから苦手なやつ//
相沢は自分の席に座って悲しいような疲れたような顔をしてた。
ずっと後になって思うんだけど…あの時がなかったらきっといまの俺はもっと違うやつになってたと思う。
運命の出会いってやつ!?
この時はなにもかもがいつもの俺と違う気がした。
いつもの俺だったら見てないフリしてさっさとバックだけとって出ていってたはずだ。
なのにあの時は…。
宏「どうか…した?」
相沢は俺がいたことに気付かなかったらしくちょっと驚いた感じだった。
相沢「ううん。ちょっと疲れただけだよ…ありがと///」
宏「ああ、そうなんだ。…元気だしなよ。じゃあまた明日」
―第2話・つづく―