リトルブルー?【佐竹】

あヤッペ  2006-12-01投稿
閲覧数[529] 良い投票[0] 悪い投票[0]

コツ...コツ..

引き戸の曇りガラスごしに男のシルエットがうつった

男子A[きた。。。]

仕掛けを施した男子Aはニヤニヤして引き戸を見ている
教室には
期待と不安があった
がららっ! ヒュー...ぼすっっ!

???[・・・]

入ろうとした男...いや、新担任は
見事に生徒たちの期待を裏切らなかったツンツンした黒髪は石灰の粉で白髪の老人のようにまっしろだった

男子A[やっ..たー!!大成功!]
???[歓迎どうも!!
いやぁ俺って
初日そうそう生徒といい感じだなぁ!]

生徒たちは呆気にとられた
<何をしとるんだきみたちは〜!!!>
と、ののしられて
終わるとゆう
新担任の初日が
最悪の日になるはずだった
だが、予想に反してこの新担任は...

???[ん?なになに?
なんでしけてるの?
まぁ。もっと凝った仕掛けのほうがいいとおもうよ..
そこの男子]
男子A[え!?あぁ
今度は頑張ります]

なぜか敬語

青[なんでアイツ*男子A*がやったって
わかったんだろな]
サクラ[そだね...
どぅでもいいけど...]

青[・・・・]

青はあの新担任
になにかを感じた
なにか...
他人ではないような気がしてきた

サタケ[あ.俺の名前いってなかったな!!
佐竹だ、ヨロピク!!]
サタケは誇らしげに言った





青[はらへったぁι
死ぬぅ..]

?時間目はサタケの自己紹介でおわった
そこから時間が進むにつれて青の
<はらへった>コールは増えていく

そして今は弁当の時間

リンタ[バカだろ!!
早弁するからだっつーの]
飯田 輪太 クラスメートで青の親友。

青[だってよぉ〜
はらへってたんだよぉ〜]

駄々をコネてもかわいくはない

リンタ[シルカッ!!!] 青[なんだよ!!お前だけ良いもんくいやがって!!
ふざけんのもいい加減に...]

青が急にだまりこむ額には大量の冷や汗があった
顔色もみるみる
悪くなってくる

リンタ[!!?青どうした!?]

リンタの声が遠く感じる…
まるで、なにかに
締め付けられているようだった


―――ヨワイナ オマエ
青(だれだ...)
暗闇の中で聞こえる声...



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あヤッペ 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ