?のJack危機一髪

マザーズ  2006-12-01投稿
閲覧数[423] 良い投票[0] 悪い投票[0]

某日、某国の、あるBARで…
店内にはカントリーミュージックと、カードをシャッフリングする音が混ざり合って、のんびりとした午後を演出している。

そろそろ行くとするか…ここの空気は俺には不釣り合いだ。酒がまずくなっちまう…

俺はゆっくりと席を立ち勘定を済ませるため、カウンターへ向かった。

歩幅は一歩ずつ広くとる、背筋はぴんと伸ばし、余裕を持って歩く。

周りの奴らの目線が俺を見ている…

みんな俺のただならぬ気配にビビってやがるのさ…
カウンターにつき、店主に代金を聞く。

「八千ロイです」店主は俺を見上げて言う。

八千…すこし高額だな…俺はポケットに手を伸ばし、手探りで持ち金を確かめる。

………
確かめる
………
もう一度確かめる
………
どうやら金が少しばかり足りないようだ…

さぁて、どうしたものか…
店内は相変わらずカントリーミュージックが流れていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 マザーズ 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ