青(ここは、保健室..???)
サクラ[青..!青!!!]
青[うぁ... え??]
サクラが隣にいて
叫んでいる
目には涙が溜まって、こぼれ落ちそうになるのを必死でこらえている
サクラ[あ...青ぉ!
よかったぁ!死んだかと思って...
あたし...!!]
青[...勝手に殺すなよな...!]
青はサクラにへへっと笑いかけた
しかも、さっきの束縛感は消えている
青(なんだったんだ...さっきのは.)
サクラ[どしたの?
まだ、しんどい?]
サクラの目がまた潤んできたので
青は慌てて首をよこに振った
強く振りすぎて
首が痛くなった
サタケ[いよぉっす!
大丈夫かぁ青!!]
突如としてサタケ乱入
青[マァな!!!
このとーりピンピンだぜ!!]
青は元気にふるまった
こうすることで
今隣にいるサクラの
不安を少しでも和らげようと思ったからだ
しかし
青[!!?っつうぁぁ!]
青はうずくまった さっきより、ずっと痛い
サクラ[青!!誰かっ!!
あたし 先生呼んでくる!]
サタケ[呼ぶな。]
サタケは今まで見たことのナイぐらい
冷静で真剣な表情をしている
サクラ[なっ..なんで!?]
サクラは怒りを隠さずに言った
サタケ[俺がやる]
ゆうと。青に手を伸ばした
と、
サタケ[...漣解]
カァァ..
青白い光がサタケの手のひらから発せられた
青[うぐぁ....]
青はだんだん落ち着いてきた
荒かった息も鎮まる
サクラ[すご...
あなたはいったい何なの..?]
サクラは青白い光が消えるのをまって
サタケにたずねた
幸いこの保健室にはサタケとサクラと青の三人しかいない
サタケ[ま。その話は青が起きてからだな。お前にも関わる事だから]
サタケはまた陽気なサタケにもどった
青はいびきを掻いて爆睡している
サクラ[いい気なもんだわね...まったく!]