とりあえず映画を見た。エンドロールが流れ始めると、だんだん人が居なくなっていき、エンドロールが終わる頃には二人だけになっていた。照明が明るくなり始めた頃、係員が入って来て掃除を始める。そして二人も席を立つ。その時に、靖司「誰も入って来なければチューぐらいしててもわかんないね〜」
美奈子「そうだね〜」
軽く流した 笑 でも意味ありげな言い方ではなかったので、話を流しても二人に重い空気は流れなかった。
外はすでに暗くなっていて、お腹もすいたので、また二人で食事をして、いっぱい語り合って、時間は11時ぐらいになっていた。
美奈子は待ち合わせの公園まで近くの小さな無人駅に自転車で来ていたので、そこまで送ってもらう事になり、車を降りようとしたが、高校生カップルが入って行くのが見えたので、カップルが帰るまでそこへは行きたくなかった。
美奈子「今、カップルが入ってったよね？絶対チューとかしてそう！気まずいからカップルが帰るまでココで待っててもいい？」
靖司「別にいいよ!」
そしたら靖司がこんな事を言い出した。
靖司「じゃあ俺達もチューしちゃう？？」
美奈子「えっっ!？」
靖司「いやならいいんだけど…」
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