サタケ[ご察しの通りだ山田、この銀河系にアルマニスクはない]
青[なぁ、ぎんがけーってなんだ?]
サクラ[じゃあ、いったいどこに??]
青は完全無視された
サタケ[...この地球とアルマニスクとのあいだに
《アルマニスクゲート》っつー門があってな。それを通ると地球とアルマニスクとを行き来できる
俺はそれを通って来た]
サクラはだんだん混乱してきた
どんどん
ファンタジーな話
になってきたからだサクラで混乱しているなら
青が分かっているはずがない
銀河系すら分からないといっていたのだ
サタケ[もー!率直に言うとだな!!!お前たち二人にアルマニスクに来てもらうっつー話だ!!]
サタケはイライラしながら言った
ウダウダ話すのに嫌気がさしたんだろうか
サクラは口をパッカリ開けたままうごかない
逆に青は目をキラキラさせてとてもワクワクしている
青[すっげぇ..!
オレも行きてぇなアスタリスク!!]
サクラ[アルマニスクでしょ...でも命を狙われたからって
別の星にまで行かなくったって警察とかに頼めば....]
サタケ[最初に言ったと思うけどよ。ダークネスは俺と同じような技をつかう!
警察に頼んだって同じだぜ??]
サクラはあっ。そっか とゆうカンジで手を口にそえた
サクラ[じゃあ今もどこかにいるの..?そのダークネスは]
急にに不安げにサクラは呟いた
そんなサクラをよそに元気になった青はどんどんヒートアップしてゆく
青[そんな奴らは俺がブッタオス!]
サタケ[ハイハイ!!
んじゃ、言うこと言ったし。行こうか!]
二人は揃ってサタケのほうを振り向き、
どこに?と尋ねた。
もう外は真っ暗だ、窓際に立ったサタケの顔が月明かりに照らされ不適に微笑む
サタケ[決まってるだろうが、]
サタケは不適な笑みを崩さない
サタケ[アルマニスクだよ。]
窓から入る月明かりが
三人を照らしていた