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オンタッキー  2006-01-13投稿
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「どうもこんばんは」

枕元でにっこりと笑いながら寝ている俺を見下ろす女の子が一人。

「……誰?」

現在夜の2時半。こんな時間に枕元に見知らぬ女の子が座っている。

い、異常だ……。異常すぎるぞこのシチュエーション。

「私125478256番目の神で名前はフロンと申します」

その女の子、フロンは深々と頭を下げた。
しかし彼女はちょうど俺の枕元に居る。そんなに頭を下げたら……。

ゴツンッ。

「あいたっ!」

いわゆるおでことおでこがごっつんこ。……結構痛い。

「つぅっ。ていうかあんた人の家に勝手に上がり込んで何してんの?」

俺は布団から半身を起こし、おでこをさすりながらフロンに聞いた。
するとフロンは満面の笑顔でこう言った。

「工藤一馬さん。あなたを『裏』に連れていくために来ましたぁ♪」

なんだか意味の分からないことをめっちゃ楽しげに言ってる。どうしよう。警察呼ぼうかな?

「というわけで早速……」

フロンはぺたりと俺の額に何か紙のようなものを張りつける。

「な、なんだよこれ!……うっ、な、何だかき、急に眠気、が……」

そこで俺の意識は途絶てしまったのだった。

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