地上800メートルの地点にあり、しかも上下左右あらゆる方向に移動する。テポドン13号が向かってきた時は、家屋内部にある自動防衛システムが作動し、時速120キロで逃げたらしい。怖くてたまらない。
「スズさん。精が出るねぇ」
家の主人がお茶を持ってきた。
「あ、すんまへん」
鈴木が主人からお茶を受け取ろうと手を差し出すと、急に足場が下降し、98℃のお茶が顔面に!
「わちちちちちちち」
テポドン13号は無事庭園の上を通過した。
しかし、あわてすぎてテンパったスズさんは、主人の薄い髪をチョキチョキチョキ。