ディフェンド? ”助け” 71

 2006-12-05投稿
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 「!」
 ビリッと、近くで音が聞こえた。啓吾は閉じていた目をゆっくりと開けた。すると、目の前には操られていた村人たちが倒れていた。
 「だ、誰だ!」
 晶は辺りを見回した。すると、上の穴から誰かが降りてきた。
 「怜!」
 それは怜だった。怜は村人たちを電気で気絶させたのだ。
 「晶・・・。絶対に許さない」
 「怜ちゃん・・・。キミも同じことを言うんだね」
 晶はニッと笑っていった。すると怜は、フッと消えて晶の後ろへ回り込んだ。そして怜は右手に電気を溜めて晶に放とうとした。
 「!」
 怜は電気を放つのを止めた。振り向いた晶の前には村人の姿があったからだ。晶は怜が動揺しているのを見て、ニッと笑って言った。
 「隙あり」
 晶は右足で怜の体を蹴った。怜はあまりの力の強さに啓吾の近くまで飛ばされた。
 「怜!」
 「くっ・・・」
 「弱いね。2人とも」
 ボロボロの2人を見て晶は言った。
 「戦えなくても、僕の邪魔をされたくないからココで死んでくれない?」
 すると、啓吾の周りに倒れていた人たちが起き上がって2人を襲ってきた。



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