10分ほどの説明が終わり、1人ずつ個室へと案内されて行った
俺の順番が来て教官に先導され、部屋に向かった。
部屋にはなにやら怪しげな機械とベットがあった。
(まさか……)
少し、いやらしい気持ちになった。
『では、横になって下さい』
(えっ、やっぱり…)
俺はドキドキしながらベットに入った。
教官は怪しげな帽子の形をした機械を俺の頭にかぶせて注射器を手にした。
『今から寝てもらいます。お体には支障ありませんので大丈夫ですよ』
俺は目を閉じて、右腕に針が刺さるのを感じ、そのまま意識を失った。
(……、……ん、ここはどこ?)
気がつくと俺は公園のベンチで横になっていた。
(どこの公園?こんな所、知らないぞ?)
すると向こうから人が歩いて俺の方へ向かってきた。 続