あんなに強く 握り締めたこの手を 何故そんなに 簡単に離してしまうの? 闇の奥から伸びた手は ぐんぐん私を引き上げて 眩しい光の方へ けれどもそれは 幻だったみたい 再び闇に沈む体は あなたの感触さえ奪われて 静かに漂う 無感覚は研ぎすまされる 確実に冷たさを増して 孤独にぴったり寄り添う
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