研二「ナッちゃんさぁ考えてみなよぅ。友達なんのにわざわざ言いに行く?」
夏希「……」
真也「友達なれればぁあわよくばっつーの!?」
夏希「でもっ真也クンも洋治も研二クンも、ナツキの友達でしょ!?」
洋治「俺ら友達だけど犠牲者だし」
夏希「……」
研二「期待持たせちゃったねぇ」
真也「悲惨だな」
夏希「ん→っっ勝手にぃちゃんと友達するもんっ」
真也「やめとけって。」
夏希「するったらスル!フツーに挨拶したり、お話したりメールしたり…」
洋治「ナニ!?携帯までget?」
夏希「教えてって…友達なら交換するぢゃんっ!」
研二「地獄だね。かわいそ…」
夏希「なんでぇ」
ピピピピッ…ナツキの携帯が鳴り出した。
研二「早速!?」
真也「なんだって?見せろよぉ」
夏希「んもぅ。アレだよぅナツキは原田クンの携帯聞いてこなかったから…」
『原田英紀です。さっきはどうも。
俺の携帯
090‐****‐****
*****@・・・.**.jp
いつでも電話&メールしてね。
PS良かったら明日の放課後、マックでも行きませんか?
返事待ってます』
洋治「デートのお誘いですねぇ」
夏希「マックくらいっ友達なら行くよ!」
研二「二人で?」
夏希「…んぢゃあ、皆も一緒に行こっ☆」
研二「それこそ可哀そーだろっ」
洋治「いや…コレ以上期待する前に気付かせてやったほうがよくね?」
研二「いえてる!んぢゃ仕方ねぇなぁ付き合ってやるかぁ。」
タラリラーン…タッタッ
洋治「真也クンも行こっ」
夏希「皆でっ!ゆっちゃんも誘お☆原田クンにもメールしとくしっ」
真也「んあっ?まぁいっケド…どうせ暇だし…
つーかナツキ…」
夏希「ん?」
真也「鳴ってる」
夏希「ん?」
真也「鞄の中」
夏希「うそっもうそんな時間!?」
ナツキは勢いよく鞄に飛び付くと着メロがとまる。