一話 -魔界-
「人間ってのは実に醜い…自分の幸せのためなら何でもする…だが奴は違った……」
-五年前-
学校ではいつもいじめられていた仁志。
「あいつら…殺してやる…」というものの普通は殺さない……いや殺せない。だが奇跡は起きた。突然どこからともなく「本当に?」冷たい声…声を聞くだけでゾッとする。おもわず振り向いた仁志「うわー だ だ だ 誰だー!」足はガクガク もう涙が出ていた。
「あ?俺?悪魔」相変わらず冷たい声。仁志はわけが分からなくなっている。「夢ならさめてくれー」「お前 うるさいぞ」仁志に近寄っていく。「く 来るなー!」逃げたくても腰が抜けて動けない状態だ。