ザックの顔は青ざめていた
膝はガタガタとふるえて額には冷や汗があった...
サクラはそれに気づき
ザックに問いかけた
サクラ[だいじょぶ???顔色悪いけど...]
ザック[サクラ....俺実は、お前らに言わなきゃならんことがっ...!]
ドゥン!!ドゥン!!
青[ん!!?なんだなんだぁ!?]
サクラ[えっ…!]
ザック[青!!サクラ!!速く逃げてくれぇ!!!]
銃声、
しかし。店のなかは逃げ惑う客はいなかった
逆に皆手に武器をもち、青とサクラにジリジリと迫ってくる
サクラ[はわわゎ、ヤバくない??]
青[そうだな。ビビるなぁ〜
いきなりだもんな!]
ドッキリではないとゆうのに
青は悠々としている
町人A[よくやったザック..あとは俺たちに任せて下がっと]
町人Aの言葉が終わる前にザックは叫んだ。叫んでいた
ザック[お前ら 早くいけって!!!殺されるぞ!!!]
青は町人たちをスッと見据えると
静かに言った
青[俺、コッチについた時に決めたんだ。逃げないって、地球にいるとき一回逃げて すんげー今、後悔してんだ。だから逃げない。それにザックはオレの友達だから置いてけねぇからな!!]
ザック[!!?]
サクラは、それがサタケの事だとすぐわかった確かにあの時はサタケに助けてもらって逃げた。今もそれを引きずっていたとは今までの青の行動からは考えられなかった
サクラ[青...]
ザック[にげ...て
くれよ!!]
と、数人の町人たちがザックを囲む
町人B[ザック。いい加減にしろよ、そんなこと言って奴らが本当にに逃げたらどうしてくれるんだ?
せっかく《バカみたいに逃げないとかいってくれてんだから》]
瞬間、その男の首が。
飛んだ
残った体はドオッと倒れ、町人たちはそれぞれ構える
ザック[青は俺の事を友達といってくれた。だから、俺はっ]
町人D[こっ、こんなことして許されると思ってるのかい!?私達はあんたを12才の時から育ててやったんだよ!!?]
ザックは刀をピッと一振りすると、ベットリ付いた血は床にほとんど落ちた
ザック[俺はあんたらと、この町の裏を六年間見てきた、もう嫌なんだよ]
ザックの瞳には決意があった