その日の放課後、俺は相沢を屋上に呼び出した
俺が屋上に来てから10分くらいして相沢がきた
宏「ごめんね。忙しかった?」
相沢「ううん、大丈夫だよ。よく屋上の鍵あいてたね。私、屋上はじめてだよ〜」
宏「(俺がパクった鍵で開けてんだよ。)ああ、そだね//」
………。
ありえないくらいの緊張。立ってるだけでいっぱいいっぱい。
なんの音もしない。俺も相沢も黙ったまま。それがいっそう俺の体と息をこわばらせる。
宏「(言ってくれよ!どんな返事が来てもこれが一生で最初で最後の告白でいいから!)」
俺は静かに苦しかった呼吸を整えた
宏「相沢と……」
相沢「??」
宏「…あの日、意外、だったな。俺が思ってた相沢と全然違かった…笑ってるイメージしかなかった…」」
相沢「………!?」
宏「相沢が好きなんだ。俺と…付き合って、ください」
―第6話・おわり―