「何してんねん?!」
遠矢が俺たちを見て
一目散にかけよって間に割り込んできた
「どけや!!
流時!!お前
俺の事ナメてんなよ!!」
「落ち着けや!!
お前ら何があってん!!」
遠矢が必死にとめに入ったが和也の
怒りは収まらない
「…ッ」
「お前に遠慮してもらう筋合いない!!
リナちゃんの事なんやと思ってんねん…
余計な事すんな!!」
「…お前やろ」
「は?」
俺はニッとした
「お前やっぱリナの事マジやねんやん」
「…え?は?!な
何ゆうとんねん…」
和也は明らか焦っている
「だって余計な事すんなゆうたん
初めてやん笑
いつも協力しろとかゆうし」
「え?和也マジで?」
「…」
和也は俺を掴んだまま
顔を赤らめている
「最初は流時の女やし諦めようと思ってたけど…
流時がリナちゃんの事
ちゃんと考えへんから俺…」
「やっと素直にゆうたな」
「…
ッて.
あ!!流時!?お前
ハメやがったな?!」
「別に俺何もハメてないし〜♪」
「はぁ〜そんな事かいな
お前らケンカしてるし
本間にびっくりしたわ」
遠矢が片手を顔につけながら言う
和也が地べたに
ペタンと座りこむ
「も〜本間流時何やねん」
「でも俺本間に遠慮なんかしてないし、
リナん事もうそうゆう風に
見てないからいいで
まぁ俺が言うのんおかしいけど笑」
「本間やわ…
リナちゃんこんな奴の
どこがええねん」
「顔やろ?」
遠矢があっさり答える
「顔…
ああ…まぁ納得やな」
「当たり前やん流時
ルックス以外何も取り柄ないし」
「適当に付き合うしな♪
コイツと付き合った子
皆後で泣くし♪」
「そ〜そ♪」
「お前らさっきからカナリ失礼やぞ」
それから午後の授業はサボって
俺等3人は屋上の金網のフェンスにもたれ
タバコをふかしてた