身長170後半で結構高め.
スラッとした背丈.
髪の毛はアッシュがかった黒で
前髪と襟足が少し長め
トップは跳ねるように立たせてある
顔は怖いくらい綺麗に整ってて
貧弱そうな色白のくせに
ケンカは天下一品てくらい強くてエラソ-な態度ときた
それが降谷 流時<フルヤ リュウジ>
俺のガキの頃からの親友である
…いや、そんないいもんじゃないかも…笑
そのルックスのせいで昔からモテてた流時
女をとっかえひっかえ変えては遊んで
面倒くさくなったら別れる
史上最強の飽き症
まぁ最悪な男だ笑
その性格についてけず彼女にはフラれてしょっちゅう
だけど奴は平々凡々としていて
ん?そういえば俺
アイツの必死な姿
見たことないかも…
─
「「おはよ〜」」
ザワザワ…
学校中ざわめく声
今日もいつもの1日が始まった
机に伏せている流時を発見
「ちぇ〜ス!!
おい!流時〜っ
お前また彼女に
フラれたらしいなあ♪」
「…」
「あほやなぁ〜
奈々ちゃん可愛いかったのに♪俺狙おっかな〜」
「…」
「(…ん?いつもとちゃう…??
もしかしてコイツ…)」
「…もしかしてお前……」
「…」
やってもうた…
「…流時…そんな落ち込むなって…
てかまだ好きやったらこんなんしてる場合ちゃうやろ?
…俺できる事あれば協力すんで?」
「…」
流時は伏せたまま何も言わない
「…流時…(そんなに奈々ちゃんの事…)」
「おっ和也おはよ〜
来てたんや
てか何してるん?」
「…遠矢…流時が」
「は?流時?」
ブ─ッブ─ッ
流時の携帯がなった
「ん〜…?」
「あ?」
流時は重たそうに体を起こして気だるそうに電話に出た
「誰〜?…ああリナか…うん、分かった分かった〜んじゃ夜な〜」
平然に電話を切る流時
「え??お前…何?」
俺の頭の中は真っ白だ
「お〜和也来てたんや
てか昨日寝んの遅かったし大分眠いねん…」コテン…
「…リナって…?」
「流時の新カノやって」
「……りゅ…ぅじ…」
「ぐぅ-…」
「寝んなこのボケぇ!!!!」
憎たらしいけど…
流時らしいからいいやと思って変な安心感が芽生えた
てか一辺そのリナに刺されろ!!怒
笑
〜heart of KAZUYA〜