友達のカップル 3

管理人(2ちゃんねるより  2006-01-14投稿
閲覧数[487] 良い投票[0] 悪い投票[0]

数日後、少し落ち着いてから、彼と会いました。見て欲しい物があるって。
それは彼女が昏睡して意識を失う前に書いた、最後の手紙だったんです。彼が、

「俺はね、アイツを励まそうと思って、『結婚しようよ。』って言ったんだ。
そうしたら、アイツは『病気が治ったら結婚届けを出そうね。』って言ってた。
俺は『間違いなく治るからさ』って励まして、役所に行って結婚届け貰ってきた。
でも俺は本当はもう無理だって知ってたんだ。でも励ましたかったんだ。
アイツが死んだ日に、アイツのお父さんが黙ってこれを渡してくれた。」
と言って、私に手紙を渡してくれました。中には見慣れた彼女の筆跡でこう書いてありました。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 管理人(2ちゃんねるより 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]
荒木さやかchan
プロデュースバスソルト


▲ページトップ