ザック[しっかし、変わった名前だな〜…]
ザックが改めて言うとクーロンは少し照れていたが、ハッとして
すぐに表情を固くした
今自分の置かれている立場に気付いたようだ
クーロン[僕は、何にも喋らないから。]
クーロンがぷい、とそっぽを向く
サクラ[仕方ない。ザック、刀貸して]
言いながらサクラはザックの腰にぶら下がっている鞘から刀を一本抜いている
青もザックもサクラのする事を目で追った
サクラ[早く喋らないと、その細首ちょんぎったろか]
なんとサクラはザックの刀をクーロンの首にピタリと当てると、いきなり脅しだした
その行動一番びっくりしたのはクーロンだった。
冷や汗が伝う
すると、サクラはもう一押し
サクラ[さぁ、早く言っちゃいなよ!!私もう待てないよ?
3...2..,い]
クーロン[うわっあ!!!言う言う!言うから!!!]
サクラはまたニヤリと笑う
青[結構 押しに弱いんだな〜
サクラに負けてるし!!!]
サクラ[女だからってバカにしないでよね〜]
クーロン[ひっ...たす。かったぁ]
クーロンはかなり安堵した様子
それにしてもクーロンはよく喋った