玉濱「で?明日は原田クンと2人で行くの?」
夏希「皆で行くの。ゆっちゃんも誘うよ!」
玉濱「原田クンには伝えたの?」
夏希「ううん。…洋治が勝手に返信しちゃったし。明日学校で言うよ!皆ぢゃ…ダメかなぁ。」
玉濱「んーダメとは言わんだろう。まぁ最初は皆でいんぢゃね?楽しんでおいで♪」
夏希「うん☆」
翌日。
玉濱の家から4人で登校する。校門に辿り着いた。
原田「お…おはよう!」
夏希「おはよ!原田クン♪」
真也「来た来た」
洋治「朝からハイだねぇー♪」
研二「まだ2人でマック♪って思ってるしね!かわいそー。」
原田を哀れむ3人を尻目に、ナツキは原田との会話を続ける。
原田「いつも…一緒にいるんだね。」
夏希「えっ?」
原田「あの3人…」
夏希「あー!そうだね♪中学からずっと一緒なんだ!」
原田「へー。」
夏希「もぅ1人…原田クンと同じクラスのゆっちゃん!知ってる?小松のゆっちゃん!」
原田「あ…うん。小松さん。B組でモテモテだよ!」
夏希「ゆっちゃんかわいいもんね☆」
原田「うん。でも桜さんの…ほうが…」
夏希「ん?」
原田「やっいや…」
夏希「ゆっちゃんも一緒で5人だったんだ!でも高校でゆっちゃんだけクラス離れちゃうし…ゆっちゃんはクラブで忙しくって…」
原田「そーなんだ。」
夏希「うん。ほらっ一番左のコ…ゆっちゃんの彼氏だよ!」
原田「えっ小松さんって彼氏いるんだね!」
夏希「うん!ちょーっラブラブ!!研二クンもカッコいいし!お似合いだよねっ」
原田「確かに…つーかアレだよね…あの3人って、A組の須王クンと吉田クン、2年の神鳥先輩でしょ?」
夏希「原田クンよく知ってるねぇっ!」
原田「知ってるよぅ。だってあの3人って…うちの高校のTOP3って言われてるし!」
夏希「へーそうなんだっ!」
原田「知らなかったの?」
夏希「…ん→まっ確かにあの3人ってモテるよねっ」
ナツキは軽く笑い流した。