次の朝、三太は鈴芽と一緒に幼稚園へ行った。なぜ、昨日無事に帰れたか。そして鈴芽が言った一緒にいた怪しい男とは…。不安を思いながら幼稚園に着いた。
鈴芽「いってきまぁす。」
三太「いってらっしゃい。」
鈴芽を送り終えたら仲居が来た。
仲居「よっ!昨日はホントありがとな!」
三太「いえいえ…あの…」
三太は勇気を出し、バンドを組もうと誘った。
三太「空いてる時間だけでいいんでバンド組みませんか?」
仲居「…まぁ、アンタのお陰でスグルさんと会えたし、いいぞ!」
こうして仲居が仲間に加わった。
三太「よろしくな!ルドルフ。」
仲居「調子こいてんじゃねぇよ!」
仲居は三太の頭をおもいっきり叩いた。三太はこの報告を雪子に伝えようと電話をかけた。
三太「もしもし」
雪子「どうしたの?」
雪子は仕事に行く途中だった。三太はバンドを組む人を見つかったことを報告すると、
雪子「ホントですか?よかったぁ…!どんな人で…あっ…」
雪子が見たのはハワイアンな服を着て、日サロ焼けした大柄な男がいた。その男は雪子と同じ季節連合の夏組のリーダー、DJサマーだった。
サマー「YO!元気か?雪子。バンド組めたか?」
雪子「い、いえ、まだ2人しか…」
サマー「マジでぇ〜!?おいおい、困るゼー!」
三太「…せつこさん?せつこさーん!」
サマー「お前、そんなんだと12月25日までのライブまで間に合わねぇゾ!」
三太「25日?1ヶ月もねぇじゃん!」
サマー「まぁこれがお前との越えられない壁か…。頑張りたまえ。じゃな!」
サマーは去った。
続く