彼女に出会ってから2日後、俺はまた彼女に会った。
「あっ、あの時はスミマセンでした。」と彼女は頭を下げた。俺は無視モードだったが次の彼女の言葉で足が止まった。「神田海斗君だよね。中等部3年2組だった。」
俺は驚きながら振り向いた。彼女は少し照れながらそして、少し怒り顔で「野球続けないの?」と聞いてきた。俺は何も言えなかった。
彼女は「私、1年の頃からあなたのファンなの。私も野球が好きなんだ。女子だからソフトだけど…。私、あなたのあの決勝戦の試合も見たよ。凄かったよ!あれは…」と嬉しそうに語ったけど俺は彼女が話してる時に「なら、知ってるだろう!俺はもう野球出来ないんだ!そんなに好きなら自分でやれ!!」そう俺は言ってその場から離れた。