「会社行きたくねぇよう」 朝からため息混じりの声がでる…坂田信夫33才いまだ独身つまり負け犬男ばん? 「早く会社行ってよ!」キッチンから若い女の声がする、信夫の彼女?まさか!そんなわけあるわけ無いよ、彼女は信夫の妹の綾香「お兄ちゃん!」綾香は信夫をベットの上から引きずり落とした ドスン 鈍い音 「痛い! 綾香!お兄ちゃんを敬え!!」信夫はお昼近いのにまだベットの上でごろ寝してたのだ。 怒られるわけだよ… 「うるさい!邪魔だから早く行ってよ 馬鹿!」「なっカッコイイ兄にむかって馬鹿て失礼だぞ」「何処がカッコイイのよ!仕事行けよ!」 何時も同じ会話のやり取り今だ妹と住んでるてどう?気持ち悪いよ…マジ引くべ…自分の事だけど。綾香はテキパキと家の家事をやり遂げる、信夫とは正反対の性格仕事仲間にもよく言われる「妹さんは偉いね」 「は」 てじゃあ俺は偉くないのかよ!! 確かに偉くは無いけど…そんなこと言わなくてもいいじゃん グスン 鼻から水が出てくるよ…「ちょっと何泣いてるの気持ち悪い顔が余計気持ち悪くなるよ」綾香…酷いよ…妹に文句を言われながら信夫は立上がりパジャマから外服に着替えた。 別に仕事に行くはけじゃないけどね 「行ってきます」 信夫は重たい体を引きずりながら外にでた。