それは…まだ、始まりだったのかもしれない…。
また、終わりの時だったのかもしない…
【あの世界】での不思議な出来事は、
自分に大切な何かとなって根付いていた。
あの時、【君】に出会わなければ…今のあたしはいない…。
【君】に支えられ、護られた。
そして、【君】はあたしの進むべき道を切り開き、背中を押してくれた。
ただ…。
ただ…今は【君】にものすごく会いたい…
あの時のあたしを救ってくれた【君】に素直に「ありがとう」と、一言告げたいんだ。
だけど…それはもう叶わない…。
愛しい【君】は、もう…すでにいないのだから…