クーロンが仲間になってから5日、
青達はあの森を抜けていた、しかし
森を抜けた先は街ではなく...
青[あ〜ぢぃ〜よぉ〜...]
そう、ここは砂漠。それももうかれこれ3日がたつ
サクラ[も〜〜!!!うるさいなぁ!ちょっとは黙ってよ!!]
サクラもこの暑さにイライラしていた
ザックはといえば
砂漠の朝と晩との急激な温度変化でロクに寝れず。目の周りに隈が...最近では 立ちながら眠れるようになった
クーロンは...
クーロン[青、そうゆうときはね、寒い。って思うといいと思うよ]
全く動じず。
約50℃あるこの砂漠でもケロッとしていた
サクラ[クーロンは...なんで暑いとか思わないの...?]
サクラが手でパタパタと仰ぎながらクーロンに尋ねた
と、クーロンは当たり前のように
クーロン[暗殺者ってね、色んな状況下においても任務を遂行しなきゃならないだろ?]
サクラ[うんうん]
クーロン[だから僕らはすごく暑いとこにいったり逆に寒いとこに行ったりして修行するんだ、そうしてたら 暑いとか寒いとかあんまり分かんなくなっちゃった]
クーロンはサラッと言っていたが、食べ物が暖かいとかも分からないなんてある意味不幸だな。とサクラは思った
青[あ、街だ]
へばっていた青が途端に元気になる
青[なぁ!!!街だぜ!!はやく行くぞーーー!!!]
そう叫ぶと青は一人で突っ走っていく
クーロン[さっきまで、あんなだったのにねぇ]
クーロンはヘラヘラ笑うがサクラとザックには笑えなかった
先に行ってしまった青を追って、ようやく三人は街に到着する
ザック[のど乾いた...]
ザックがそう言って目の前にある噴水の水をガブガブ飲む
はしたない...
サクラ自身そう思っていたが気付けば自分もザックと似たようなことをしていた
クーロン[はぁ...
でも僕も疲れたなぁ]
青[うおぉぉ!!!腹へったぁ!!!なんか食いてぇ!!]
青は街の真ん中、変わった形の建物のまえにいた
???[こ〜ら、人の基地の前でギャアギャア騒がない!!]
青は話し掛けられ、ビックリして飛び上がった
そして何より驚いたのは..