TVドラマの再放送を見ているときに龍次から携帯にメールが入った。
【今日は一緒に帰れなくてゴメンな(>へ<)】
私は片手で携帯に文字を打ち込みすぐさま
返信した。
【いいよ―!!気にしてなィ↑↑】
返信してから考えた。私と龍次は付き合ってるわけじゃない。だけどこうして一緒に
登校したり帰ったりしてる…。
別に私はどうこう思ってるわけじゃないけど龍次はどう思ってるんだろう―…?
物思いにふけっていると龍次から返信メールが届いた。その後もくだらない話題で
メールのやり取りは続いた。
お風呂から上がりまだ湯気を立たせる頭をタオルで拭きながら携帯に目を通す。
龍次から1件。
【そういえば今日俺帰り際に真子のクラスの奴から変なこと言われた―。】
【ダレ―(゜口゜ヾ)?】
【多分、皆川って奴。】
滝君?またなんで?私は気になり返信した
【滝君?なんて言われたの?】
【なんか女の子ちゃんと守れねぇのかよ!みたいな〜…意味分かんなくね?】
きっと私が不審者に襲われた事の言って
るんだと察した。とりあえず龍次のメールには適当に返信して終わらせた。
布団に入り込み私は今日の怖かった事を思い出し身震いした。思い出しただけでゾッとする。ただ少し変なことも考えていた。
あの場に龍次がいたら私の事助けてくれた
かな?って―\r