青[へっ!!?]
青は目を丸くして驚いた。それもそのはず
青に話しかけてきた人物はあの
佐竹[お前青か?!
じゃああのあと上手いことやったんだな!!? はぁ、よかった]
佐竹だった(一番最初らへんに出てきた)
佐竹はホッとした様子
青[あのとき俺さ。佐竹が死んだかと...]
と、それを聞いて佐竹が大笑いする
青はムカッと来たので佐竹をギランと睨みつけた
佐竹[ははは!!はひ...はぁ...笑える!!!俺が死ぬわけないだろバァカ!!!ぎゃははは!!]
そのオーバーリアクションを聞きつけてか、サクラ達がやって来た
サクラも佐竹を見て目を疑った
手を口に当てて
驚いている
一方ザックは警戒しているのかさり気なく鞘に手を置く
しかしクーロンは、青とサクラ、そして佐竹の関係を見て取ったらしく いつもの優しい表情を崩さなかった
佐竹[ん??そっちは...《ナミラのキャラバン》のガキと...
《ミンシャオ里》の奴か?]
ザック[へぇ、おっさんよく知ってんのな]
青とサクラにはなんのことか分からなかった
クーロン[そうだね。しかも僕の里の名前を知ってるのは里人だけのはずですけど]
クーロンは疑っているらしい、しかし。佐竹はまた笑うと
佐竹[まぁまぁ!こんなとこで立ち話もなんだから中入れよ!!]
完全に自分を疑う2人の意見を無視
佐竹[ま、座れな]
中に入ると結構広い、天井も結構高いし目の前のかなり大きな窪みにはデカい円形テーブルを囲むようにソファーがグルリと置いてある
青達はその大きなソファーに全員腰掛けた
佐竹は空いた所にドスンと座る
サクラ[センセが生きてたなんて...!]
最初に口を開いたのはサクラ
佐竹[こう見えても《漣能力者》だぞ!?あんな雑魚助相手に死ぬかよ!!]
サクラは嬉しそうに声を出して笑った
が、
サクラ[あはははは...て、《漣能力者》って何??]
佐竹がやれやれ、とゆうように、ふぅ...とため息をついた