駅でクーパーやコンタが待っていてくれた。コンタに挨拶をして3人で冗談を交わした。コンタともすんなり打ち解けた。タケはいないのかな?と見渡すとクーパーが、 タケもいるんだよ!あそこ…と指差した。タケは、暗がりの中ひょこっと顔を出した。
ども と軽く会釈したタケはクーパーやコンタとは違い、軽く話し掛けられない雰囲気だった。タケは、パソコンでは饒舌なのに意外に無口だった。やはりクーパーやコンタとは話すくせにあたしには話しかけない。そしてふと、あたしが持って来たみんなへのお土産を見ると、持つよ と持ってくれた。
先に歩くタケの後ろ姿をあたしはずっと見ていた