ピピピッ♪〃
えっ…………?
[メール:1]
先輩………
「いいよ。
俺も早紀が好きだから。
少しでも好きでいて
くれるんならさ!」
何で嫌とか何にも
言わないんだろう…
何でこんなあたしを好きでいてくれるんだろう…
ありがとう先輩。
きっともう迷わない。
迷いたくないよ…
……翌日……
「早紀昨日どうだった?!」
学校へ着くと早速
佳奈子が昨日のことを
聞いてきた。
「まぢ楽しかったよ♪〃」
「お〜よかったねえ♪〃」
あのことは言わない。
何か迷った自分が
恥かしかったから。
それにもう二度…
迷うつもりないから。
「おう早紀!お前昨日メール返さんかったら〜!」
「ごめん友信!
寝ちゃったさ〜(笑)」
「まじかよ(笑)
つ〜か!
昨日先輩と帰ったんだろ?どうだった?」
「佳奈子と同じこと言う〜普通に楽ちかったよ♪〃」
「よかったね〜…
あ〜俺も彼女ほし〜っ!!」
…………………何で?
「…居るんじゃないの?」
「あ〜別れた!
……つ〜か嘘でちた(笑)」
何で嘘ついたの?
友信………
それじゃわかんないよ。
「嘘かよ!(笑)
ま頑張んな〜♪〃」
「うわ冷たっ!
協力とかしろよ(笑)」
…………好きな人いるの?
「誰がするかっ!
暇じゃないんでちゅ〜!」
「別に最初から期待なんかしてね〜よバカ(笑)」
「はいはい(笑)
じゃ〜ねっ」
…………もう
いい加減にしろバ〜カ。
※13話へ続く