今日も滑稽で簡素な窓から外を見る。
相変わらずの腐れっぷりだ
。
世話しなく動くサラリーマン。無駄な位に大量のストラップを携帯電話に付けている女子高校生。
「―理解できない。」
小さく呟く。
しかし、この世の見解ではこれが正常な世なのだ。
私が異端なだけ。
おかしいのは私。
ただ自分の中で隔壁を立てて人と世間と全てを捨てた私がおかしいのだ。
でも
私の価値観がどんなに歪んでいようとも
この世はおかしい。
何故ならこの世に確立したことが無いからだ。
下らない
私の見解だがね…。