ハハハと佐竹は笑う。
刀を抜いていたｻﾞｯｸはちょっと恥ずかしくなって刀をしまう
ｻｸﾗ[し、試験っ!!!??いったいなんの???]
ｻｸﾗが顔をしかめて聞く
佐竹[《SPS》に入るに相応しいかどうか...だ]
青&ｻｸﾗ[えすぴーえすぅ???]
２人は口を揃えた
ｸｰﾛﾝ[SPSって...あのSPSですか?!]
が、ｸｰﾛﾝは驚きながら少し興奮している
あの物静かな(目立たない)ｸｰﾛﾝがこんなにも取り乱すなんて...
ｻﾞｯｸ[漣能力者が腐るほどいる組織だろ?俺も知ってる]
佐竹が青とｻｸﾗを手招きする、青は躊躇せず佐竹の方に向かうと、ｻｸﾗも後に続いた
佐竹[お前らはまだ漣能力者じゃなかったんだったな...
ｻｸﾗ手ぇ出しな]
そう言われたｻｸﾗは恐る恐る佐竹に手を差し出す
佐竹はｻｸﾗの手首を優しく掴むと自分の手をｻｸﾗの手に重ねた
ｻｸﾗ[これでいったい何が出きるんですか?]
疑心暗鬼に駆られるｻｸﾗに佐竹は、まぁ見てな。と呟く
と、瞬間に佐竹の全身が輝いたかと思うと、
佐竹の手から青色の発光体がｻｸﾗの手の平にカランと落ちる
ｻｸﾗ[わぁ...なにこれとってもキレイ...!それになんか冷たい。
これ何ですか?]
佐竹[前にも言ったけど漣能力者には
漣の性質がある。
漣能力者になるには自分の《
[507] 
[0] 
[0]
