炎のクリスマス・ライオン ?

ごはんライス  2006-12-23投稿
閲覧数[507] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「パイさぁぁぁぁん」 憂雅は、叫ぶ。すでに逃げ道はない。
「熱いよぅ、熱いよぅ。わぁーん」
今宵はクリスマス・イブ。みなそっちの方で忙しいのでヤジ馬はなし。なにしろ、このデフレ不況のせちがらい世の中。街じゅう、日々のイライラによる放火だらけで、もーウンザリ。のんびり火事なんて見物しとるヒマはない。少しでもいいから、恋人といっしょに心をあたため合わば凍え死んでしまう。
「くそぅ、これじゃ憂雅が……」
ライオン消防隊の、パイペイは、仲間のライオンといっしょに、火のなかに飛び込むことにした。しかし、よく考えり



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ごはんライス 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ