佐竹[漣能力者になるには《自分の性質》を示す《性質石》が必要だ、んで、それがお前の性質石]
と、クーロンが必死になってサクラの手の中でユラユラと輝く性質石を覗き込む
サクラ[なっ、何!!?クーロン...]
クーロン[これって...!もしかして もしかすると《水操系》の性質石っスか!!?
すげー!!!アルマニスク中探したって見つかんねぇっスよ!!!]
ザック[は、はぃぃ??]
サクラ[・・・]
青[うぉぉぉ...クーロンがはじけた..]
性質石を見るクーロンの目の色が変わる、
しかし青達の白い視線を全く感じていないらしく、性質石をジロジロと観察している
サクラ[二重人格ってやつ..?]
サクラがサッと性質石をポケットにしまうとクーロンは あぁっ!!
と言った。まるで犬がエサに飛びつくようだった
クーロン[もうちょっと見せてくれてもいいのに...]
青[俺を無視すんな〜!!!]
クーロンのことに気をとられていた佐竹は
思い出したように
手をポンっと叩く
佐竹[あぁっ!!!忘れてた、スマンスマン今やるからこっち来い]
青は少しブスッとしていたがすぐにきげんを良くして佐竹の下に走る
そしてサクラのをみていたらしく、サッと手を出す
青[早くしてくれ!!!]
佐竹[ハイハイ...
]
青が佐竹をせかす
その様子を他の三人が青をぐるりと囲んで見ている
佐竹[はぁっ...!]
佐竹が力を込める
と、サクラの時のように佐竹の全身が輝くここまではサクラと同じだったが、
佐竹[んぐっ...!]
佐竹が踏ん張っている、それに、この建物が段々暑くなってきた
青[なんか...手が暑いっ]