-始まり- 乱島県、荒山市、市立荒山中学校という小さな舞台で描かれる規模の小さい戦争が今始まる。
この学校では秋山昭太という男が支配している。
「おい!金出せよ」秋山昭太いつものように生徒から金をとる。こんな光景はもう見飽きた。先生も知っているが秋山が怖いので何も言わない。「え、昨日渡したじゃないですか」かわいそうな人だ。「あ!?たりねぇんだよ!」秋山一人がこんな事をしているわけではない。岡田陸、神山悟、源和也、そしてこの俺、西園寺亮、こいつらが秋山とつるんでる奴らだ。
だが秋山の天下もそう長くは続かなかった。秋山は交通事故にあい入院したのだ。理由は実に秋山らしい…バイクにのって車にはねられたのだ。まあ俺にとってはどうでもいいことだが…。馬鹿は消えた。そして次の日から戦いは始まった。