ダダダダダダ!!!
アクスア[ちぃっ!!SPSの分際でっ...!]
街の中心部、SPS本部の前に血にまみれるアクスアがいた
佐竹[さて、報告も終わったし帰るかなぁ。遊びすぎたし]
そしてアクスアの目には無傷の佐竹が映っている
アクスア[はぁ...はぁ... 俺様がこんなSPS一人に..]
ジャキン...
アクスアが両手に一丁ずつ持った拳銃を構える
アクスア[こんな奴に...負けんっ...!]
佐竹[あぁ、まだいたのかお前
何回やっても無駄なのになぁ]
アクスア[うざってぇ...てめぇは痛みもなく一瞬で殺してやる...!!]
アクスアの周りが歪む、黒い漣がアクスアを取り巻き...拳銃に移る
そして
アクスア[死にさらせ...!≪インパクトノア≫っ!!!]
キィィン
と拳銃の銃口が怪しく輝く
佐竹[芸のない奴だな..]
アクスア[シュウッ!!!]
どぁっっっ!!!
青[まだかよ!!ザック!?]
ザック[だからあのバカでけぇ白いのがそうだって言ってんだろ!]
青たちはルインの街を疾走していた
だいぶ走ってきたが、まだ死体があちこちに転がっている
サクラ[でも、なるべく早く行って帰らなきゃクーロンが危ないよ]
サクラはその死体達を見て、どうしてもクーロンと重ねてしまう
クーロンもああなるのかと思ってしまう
青[とにかく早く行くぞっ!!!]
そんな不安が自分の心に縫いついてしまう前に、青は早く目的地につきたかった
ザック[おいっ、ついたぞ青!!......って佐竹!?]
1つ道を間違えた青より先に、ザックがその光景を見た
そこにいたのは
佐竹と倒れている男、黒いフードつきのマントから察するにDNだろう
しかもどこか見覚えがある
サクラ[センセェ!!!クーロンがっ]
サクラが真っ先に佐竹の下に駆けていく
佐竹[ん?サクラかぁ
なんでここにいんの]
佐竹は分かり切ったことを聞いてきた。そしてサクラが佐竹の後ろに倒れている人物を見て顔色を変える
サクラ[っ!!!この人....アクスアってゆうDN!!?]