達彦は、吉江の家に呼び出された。「なんだよ、よっちゃん。こんな時間に……」達彦は目をこする。かなり、ねむそう。しかも、パジャマ姿で枕を抱えてる。「なんだよじゃないわよ! あなた、いったい、どーゆーつもりなの!」吉江はかなりキレてる。〈何かしたかオレ……〉と達彦は必死に思い出そうとするが、いかんせん、寝不足。頭がうまく回らない。「もういや! 鈍感! 最低! もう別れる!」吉江はゴミ箱を蹴った。「よっしゃー!」達彦はガッツポーズをとった。「え、なにそれ?」「いや、何となく…」達彦はそう答えるしかなかった……【終】