科学の塊 6

怠け者  2006-12-27投稿
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目の前には青い海が広がっている。 海面は太陽の光りを受けてキラキラと輝き空を映していた。
海中には小さな魚の群れが泳いでいたり、海草等がゆらゆらと揺れていた。

「きれい…」

「おっ、お嬢ちゃんもそう思うかい?オジサンもそう思うよ」

そして2人で海をみつめ、数分が過ぎる。

「わたしはヨナ・クルトラ。お嬢ちゃん、名前は?」

「ヘル。ヘル・パイシズ」

「変わった名前だね」

「ねぇヨナさん、スクェンに行く船は何処にあるか知ってる?」

「それならわたしの所だよ。おいで」

今は少しでも早くスクェンに行きたいので黙ってついて行く。
10分位歩くと、前に大きな建物が見えてきた。

「お〜い!お客さんだぞ!」

すると中から1人の若い男が慌てて出てきた。

「社長!どこにいらしてたんですか?」

隣りにいるヘルをみると顔色を青くして叫ぶ。

「あ!あ!あ!社長!駄目です!いけません!いけませんよ!捕まってしまいます!」

「なに言ってるんだ君は?『お客さんだ』と言ったばかりだぞ」

「す、すいません!」

「まあいいよ。すまんね、騒がしくて」

話しながら観光社に入る

「別にいいですよ」

接客用のソファーに案内され座り、話を続ける

「そうだスクェンに行くんだったね」

「はい」

「海上コースと上陸コース、どちらにする?」
「上陸コースです」

間髪入れずに即答する。

「それなら水着みたいなものは持っているかい?」

「なんでですか?」

「岩礁だらけで船が殆ど近寄れないんだ。だから上陸コースの時は島まで泳いでもらっている。荷物は木製の鍋に入れて、浮き袋を周りにまいて浮かせている」

「そうですか…それなら、明日の昼頃にまた来ます」

軽くお辞儀をしてから観光社を出て、今日の宿を探していると男が話しかけてきた。

「君1人?今夜一緒にどう?」

〜続く〜

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