びゅうぅう...!
外の猛吹雪はいまだやみそうにない
ｸｰﾛﾝ[置き手紙でも書いてけばよかったかな]
ｸｰﾛﾝは今更ながら後悔していた
ﾚｲﾝ[zzZＺ....]
ﾚｲﾝはｸｰﾛﾝにもたれかかって眠っていた、
ｸｰﾛﾝ[(世間から見ればﾚｲﾝさんは美人なんだろな....わかんないけど)]
ﾚｲﾝはどこか大人っぽくて、前髪を七三分けしていて....どこか不思議な感じがした
変な服を着てるし
空を飛べたりする
ｸｰﾛﾝ[でも昔話に出てくる《天界神》にそっくりだよな.....
そんな事はないだろうけど]
昔話....
ｱﾙﾏﾆｽｸには幾つもの神話があったりする、
その１つに【天界伝】とゆわれるものがあり、ｱﾙﾏﾆｽｸ中の子供たちはまず、１２０ﾊﾟｰセントこの話を知っていた
しかし百年ほど前から子供向けに改良されたものが多く出回っている。【天界人と地上人のお話】として
なので本当の事を知っている者はあまりいない
ﾚｲﾝ[・・・ダーリン...さぁ、【天界人と地上人のお話】って知ってる...?]
ﾚｲﾝがいきなり聞いてきたのでｸｰﾛﾝは多少ビックリした
ｸｰﾛﾝ[知ってるよ、よく聞かされたからね]
何気に答えたつもりだったが、ﾚｲﾝはうつむき、
ﾚｲﾝ[最後の方覚えてる?]
ｸｰﾛﾝ[え?うん...、悪い天界人たちは。二度と地上に来れないように、天界に封じ込められました....だよね?]
その話が終わるとﾚｲﾝが急にｸｰﾛﾝの懐に泣きつく
ﾚｲﾝ[人間はあたし達の苦労なんて知らないで、自分達がいいようにあんな本を書くっ!!!]
ｸｰﾛﾝには意味が分からなかった、なぜならﾚｲﾝの言い方は、《まるで自分が天界人》だとゆう言い方だったからだ
ｸｰﾛﾝ[...どうゆう意味?]
ﾚｲﾝがゆっくりと立ち上がり...
ｸｰﾛﾝの前に立つ
ﾚｲﾝ[ダーリン....
あたしね。天界人なんだよ]
ｸｰﾛﾝ[・・・・。えぇぇぇ!!!!?]
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