青[興味なーし!!!
それより早くｸｰﾛﾝ探しに行こうぜ!!]
青は佐竹の話が終わるやいなや、まだ悪天候の外に出ようとした
ｻｸﾗ[バカ!こんな天気で探せるわけないでしょ]
ｻｸﾗが必死で青の服を掴む。と、青の制服が見事に破れた
青[うぎゃぁっ!!何すんだよ!寒いじゃねぇかぁ!!]
その下は黒いタンクトップ...
ｻﾞｯｸ[かははははっ!だぁっせえー!]
しかし腹を抱えて笑うｻﾞｯｸ本人のきているただの、ベージュのタートルネックも相当ださい
ｻｸﾗ[もー。ださい男２人がファッションなんて語らないでよね〜。それに比べてあたしは、何着ても似合っちゃうしぃ!]
ｻｸﾗが腰に手を当てて似合わないぶりっこをし出した
佐竹[よけい寒くなるからやめとけ...]
佐竹が呟くようにｻｸﾗに言った
ｻｸﾗは恥ずかしくなって顔を赤くする
青&ｻﾞｯｸ[そうだそうだ!!ばぁーか]
ｻｸﾗ[ムゥカァツゥクゥ!!!]
どかーん
ぎゃぁぁぁ
そして、一夜明けて...朝
ﾚｲﾝ[ううん……
むにゃ....]
ﾚｲﾝは洞窟の奥で目を覚ました
寝ぼけ眼に強烈な朝日が入ってくる
ﾚｲﾝ[あのまま寝てたんだ....]
ﾚｲﾝは少しずつ昨日のことを思い出していく
ﾚｲﾝ[あっ...ダーリンに謝らなきゃ!]
ﾚｲﾝが壁づたいに立ち上がろうとしたが、手のひらに刺すような冷たさが走る
ﾚｲﾝ[!!! 壁が、凍ってる...]
慌てて手を離す、ﾚｲﾝはあることに気付いた。
自分が眠っていた所だけが凍っていない...
ﾚｲﾝはゆっくりと下を見た。
と、
ﾚｲﾝ[だ、ダーリン!!?]
そこには、顔が真っ青になったｸｰﾛﾝがいた、
どうやら、ｸｰﾛﾝは一晩中洞窟の入り口から入ってくる強烈な冷気からﾚｲﾝを守っていたらしい
ﾚｲﾝ[なんでよ....!
昨日酷いことしたのに...]
ﾚｲﾝは半泣きになって、ｸｰﾛﾝに抱きつく
ﾚｲﾝ[ダーリンゎ...優しすぎなんだよぉぉぉ...!]
ﾚｲﾝはついにｸｰﾛﾝに抱きついたまま泣き出した
と、ｸｰﾛﾝの手が少しだけ動く
まだ、ｸｰﾛﾝは生きていた
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