季節は夏・・・――――
ある少女のストーリーが始まる・・・・――――――
「あっ!!智幸だっ!!!」
この少女の名前は、河相 真帆 (かわい まほ)【14】
明るく、元気(?)な性格。
「智幸っ!おはよ」
「なんだよ・・・五月蝿い(うるさい)なぁ・・・・」
この少年は、音弥 智幸 (おとや ともゆき)【14】
40%不良交じり&お人よし。
「うるさいはないじゃん!挨拶だよ、挨拶!!!」
「御前の挨拶は、五月蝿いんだよ!」
「もぉっ・・・・ったくこれだから・・・―――」
下駄箱の前で靴を履きながらブツブツ言っている真帆。
「あれっ?ま〜ぁた、いつもの?」
この少女は、平山 亜矢香 (ひらやま あやか)【14】
真帆と同じクラス、1言多いのがたまにキズ。
「ってかさ〜、喧嘩するほど仲がいいって言うけど、あんたらみてると、
夫婦喧嘩に見えて来るんだよね〜ぇ」
「あっ・・・亜矢香!」
「御前なぁ・・・1言多いんだよ、あとな、俺らは、仲良くないから」
と、言って教室の方に行ってしまった智幸。
「あ〜っ!ゴメン・・・いつものクセで・・・・」
「あっ!気にしないでいつもの事だから・さ。
「それより、教室いこ?」
「あ・・・そぉだね;;」
真帆と亜矢香も、教室に向かう。
〜2年2組(教室)〜
「あっ!真帆、おはよ」
「悠平、おはよ」
この少年は、河原田 悠平 (かわらだ ゆうへい)【14】
性格は、不良&短期(智幸と同じ)
「あっ、今日はめずらしく遅かったな」
「それがね〜・・・智幸がね〜・・・―――」
「俺がなにか?」
悠平と、真帆の間を割って入ってきた智幸。
「なんか、言ってた?」
「いゃ・・・・なににも・・・・」
「喧嘩するから、言わない・・・・」
「チェッ。」
> キ〜ィン コ〜ォン カ〜ァン コ〜ォン♪ <
予鈴の鐘がなる。
「あっ!1時間目英語だ・・・教科書忘れちゃった・・・・」
〜早いけど、下校〜
「あ〜っ、やっと、終わった〜ぁ」
6時間目が終わって伸びをする真帆。
「あ、あの〜ぉぅ・・・・」
「ん?」
+1話目終わりです+