神の悪意〜孤高〜

鬼大根  2007-01-01投稿
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僕は黙って、出ていった。住み慣れた家を・・・別れを言うのが無駄だと思い・・・。
そして、神界に行くために、今は天界[ファリス]に向かっている。
「天界に行くにはどうすればいいんだ?」
「地の軸に神器を突き刺せ、されば道は開けん。と、聞いた事があるが、人間界の事はさっぱり解らないのでな。」
「地軸の事だろう。」
僕は南極に向かった。飛空艇で3時間ぐらいで着く。(遥・・・もう二度と会えないかもしれない。だが、後悔はしない・・・僕の望んだ事だから。)
天界[ファリス]
「いきなり、歓迎会か?ご苦労なものだな。」
そこには兵隊らしき者達がいた。大量の魔法が一斉に放たれる、全て弾いて確実に近づく。いかに天界の武器とは言え、神器には遠く及ばなかった。
「ま、あっちが本命かな・・・恐らくは。」
神器を持つ者が目の前にいる・・・槍を持ってる。
「まさか!待て!戦うな!逃げるんだ!!」
しかし、僕の体は既に動いていた。下斜めから切り上げた・・・。
「??手応えが・・・」
急激に地面にたたき付けられた。振り返り、反撃しようとしたが、肩に激痛が走る、槍で持ち上げられた。身動きも取れない。
「貴様・・・何が目的だ?」
槍を引き抜き、何とか逃げた。
肩の傷が深く、出血が止まらない。
「強い・・・何だあいつは?まるで歯が立たない。」
「当たり前だ、奴は天界の管理者だぞ。」
僕の意識は薄れていった。せいぜい、見つからないようにと・・・。



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