あの彼氏まで100m

上原萌衣美  2007-01-03投稿
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あのポカリスエットの空…。もいちど見たいな…。 この夏あたしはBigになる! ガサゴソ…、ガササ。「あんれー?ねぇここにあったチラシ知らない?」 朝の朝刊に入ってた、チラシ。近所にプール教室があるのはしってたけど、行くきかいがなかった。 「あっ、あった!」 そう、あたしは今日からビックになんだ!夏休みも入って、2、3日たったころ。今までなんのトキメキもない夏は大嫌いだった。 「ねぇねぇ、おとーさん、見てよこれ!近くのプール教室のチラシ」あたしの父親・東城 政男は、実に活発で優しい自慢の父親だ。近所でも結構の人気で、バレンタインなんか隣りのオバサンたちに囲まれて、困ってたよな「はぁ〜。夏希…。1mも泳げないお前が高い金をかけてそんな所に行くなんて無防備すぎる。だめだだめ!」 呆れたよに反対する父をにらむ夏希。夏希と政男は2人暮らし母親は夏希が生まれてすぐに死んだらしい。こうゆうとき母親がいたらどんなにいいだろうとおもう。でもこんなこと口が裂けても言えない。お父さんの前ではお母さんのことは言えない。お父さん泣くから…。そのとき目にはいったのがチラシ。 「あっ」「んっ?」夏希の顔がにやける。 「キャキャキャ!」不気味な笑いを出す夏希はっきり引くよ…。 「お父さんチラシ読んでよ〜。」 「あっ?」おそるおそるチラシに目をくばる政男。「あっ!」 政男のめがかえる見たいなって、政男も不気味ににやける。 「ぬふふふ」 「キャキャキャ」 不気味ににやける2人 「でかしたぞ!夏希!一ヶ月無料体験なんてめったにないぞ!」 「うん」 以下内なる夏希 よっしゃー!キャキャキャ!頭いいよ!あたし!金にうるさい親父に無料と聞いたらたまらんよな!! 「ああここか!意外と近い!」 宇治2丁目…。 よしはいろ。 カツカツ。足音がちかずいてくる。止まった「夏希ちゃん?」 えっ!?振り返った、夏希。「みつき!?」たしかに小学校が一緒だった、秋一美ッ希。一瞬目を疑ったがやっぱりみつきだ!ちょっと背が伸びてるけど、顔がいいのはかわらない! つづく

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