貴女との関係は、もう終わったのに
あの頃みたいに戻りたいと未だ思う自分を…貴女が知ったら、どう思うかな…。
彼女と初めて出会ったのは中学2年の秋くらいで。
小学校が違う私達はまだお互いの事をあまり知らなくて
私達はお互い絵を描くのが好きで、それを彼女は知ったのか、彼女は私に
「よかったら絵ちょうだい?」
と私に向かって云ってきた。
それが、彼女が私にかけてくれた最初の言葉で、これからの出来事の始まりだった。
その事がきっかけで、頻繁に遊ぶようになり、
「今週の土曜あいてる?暇やったら遊ばへん?」
「うん、うちは暇やからイイよ」
こんな会話を頻繁にするようになった。
話せば、彼女は私の趣味と意見が合う人で
話も弾み、休日は昼から夜、外が暗くなるまで遊ぶのが当たり前だった。
外見も性格も、いつも学校で一緒に居る友達、全く違う環境で、全く違う育児方針で育った彼女。
そのせいもあって、彼女の親からは偏見で嫌われてるだろうとは感づいていた。私は何も悪くないよ?(笑)
だからだろう、私は彼女の家が好きではなかった。