俺は、15才。桃ヶ丘女学園に通う女子高生だ。まぁ、俺様はこの学園では王子と言われてる。ってことで俺に勝つ奴はいねぇ!
あっ!名前言い忘れてたな。俺は雅麻貴(みやびまき)だ。よろしく!
ファン1「麻貴様ぁ〜。」
来た。俺の可愛い子猫ちゃん達。なーんて、ただのファン。
『どうしたの?』
「わたくし・・・麻貴様のことが好きです。よろしければお付き合いしては・・・」
『ごめん!俺、そんな趣味ねぇから』
「麻貴様・・・」
『じゃあな』
「わたくしをフルなんて・・・麻貴様のバカァ!」
『えっ。おい』
なんでだよ・・・たく。これだから変にプライドが高い女は嫌なんだよ。まぁ、女ってことで全面拒否だけどね。
ピンポンパンポーン
理「雅麻貴さん。至急、理事長室に来てください」
チッ。ババァか。
トントン。
『失礼します』
理「どうぞ」
『なんの用ですか?理事長』
理「あなた、また女子をフリましたね・・・」
『悪いのかよ。だいたいなぁ、女となんか付き合えるかよ。女同士だぞ?気持ちわりぃだろ!』
「そうかもしれないわね。あなた・・・明日からここへ行きなさい」
『ん?さくらばな学園?』
理「・・・桜花って書いておうかって読むのよ」
『お、おう。んなことわかるよ。』
理「はぁ。まぁ、いいわ。じゃ、制服送っとくから」
『なぁ、どうしてまた転校なんだ?一年半前も同じだったんだけど。』
理「それはおいおいね。 じゃあよろしく。男子校だから」
『男子校ー!?』
続く