ふるさと

ゆう  2007-01-11投稿
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階段かけのぼって
あなたが空に書いた文字
青い空見上げて
私は夢で泣きました


屋上の手摺の向こう
手を繋いであなたと私
『二人に羽があったら。。。』と
大きな声で叫びました

うるさすぎるこの街じゃ
ちっぽけすぎるこの声じゃ
神様に届くわけもなく
二人の叫びは虚しく空に消えました


私を置いていったあなたを恨んだりはしません
あなたを追い掛けることもしません
絶望的な曇り空に
あなたの文字は消えました

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