階段かけのぼって あなたが空に書いた文字 青い空見上げて 私は夢で泣きました 屋上の手摺の向こう 手を繋いであなたと私 『二人に羽があったら。。。』と 大きな声で叫びました うるさすぎるこの街じゃ ちっぽけすぎるこの声じゃ 神様に届くわけもなく 二人の叫びは虚しく空に消えました 私を置いていったあなたを恨んだりはしません あなたを追い掛けることもしません 絶望的な曇り空に あなたの文字は消えました
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用