東京マイスターズ第二話?

さらら  2007-01-11投稿
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前回のあらすじ
2020年ハピネス東京俺、橘ジョンソンとホームレスのジジィ織田ミラクルはゴミ捨て場で女の子と赤ん坊が落ちてるのを見つけた。

俺は常々思っている事がある。例えどんなキタネェとこでも住んでる奴にとってそこは自分の国なんだ。ダンボールだろうがマンホールだろうが。そこはそいつの国なんだ。だから多分、この女の子と赤ん坊にとっちゃこのゴミ捨て場はこいつらの国……入ってきた俺らがわりぃ……ジジィ…そっとしといてやろうぜ?
「おい起きろ。生きてんのか?」
話聞いてなかったの!?クソジジィ!そっとしとけって言ってんだろ!
「アホか、このエセ外人!死んでたら気分わりーだろ!」
エセ外人じゃーね!立派に本名じゃ!
「うーん…」
バカ!騒いでっから起きちまうじゃねーか!
「あ〜良く寝たわ……ここどこ?」
女の子は目を覚ますと周りを見回した。「…なんでゴミ捨て場?ってかあんた達ダレ?」
こっちが聞きてぇよ「俺は橘ジョンソン22歳独身」
「わしは奇跡を呼ぶ男人呼んで織田ミラクル」
……おいお前今笑っただろ?
「アハハ…ゴメン。わたしは緑川あすかちなみに夢は世界一の料理人」
「ねえちゃんいくつだい?まだ若いのに赤ん坊なんか抱いて…」
「赤ん坊?」
もしかして今まで気付いてなかったのか……こいつ?
「……おめぇさんのガキじゃねーのか…?」
「当たり前よ!わたしまだ16で処女なんだから!」
カミングアウトすんじゃねー!はしたない
「じゃあなんでお前が抱いてんだよ?」「わかんない」
アタマ痛くなってきた…ん?なんか踏んだな…これって赤ちゃん入れるアレか?中には…出生届!?まさかこの赤ん坊…「捨て子か!!?」「うるせーぞ!エセ外人!」
「いや…でも、これ…」
「あっ‥?」
ジジィ…どうしよう「とりあえず、お前ら俺の家までこい。そこでなんか考えよう」
マンホールか?
「バカ!ありゃ別荘だ」
俺はアタマの真ん中ぐらいが痛くなった つづく



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