純愛?

悠子  2007-01-11投稿
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2006年11月13日。秋晴れの少し肌寒い朝方あたしは、目が覚めた。
学校は楽しくて楽しくていつも毎日サボらず学校へ直行する!!
今日はめずらしく早く起きれたのでゆっくり朝食を食べることにする。
藤下麻衣。母は麻衣が5歳の時に他の男と蒸発して父は13歳の時に他界した。
父は遺産をコツコツ貯めていて目を疑うような金額が入っていたのだ。

父が他界してから早くも4年。あたしは高校の近くのマンションに住んでいる。
もう8時だ。親友の由果から1通のメール。
「麻衣ー学校の正門でまってるから早く来てねー?」このメールが来てからすでに3分が過ぎようとしていた。
麻衣は急いで学校へと向かった。正門では由果かまちくたびれた様子で「おはよ↑」と一言掛けてくれた。
2人は今年高校2年生で2人が出会ったのは入学式の時の席が隣でたまたま携帯の機種が一緒で由果が話し掛けてくれたからであった。「あー。由果と同じ機種だああー!」
「ほんとだねー」
「なんて名前なん?」麻衣は「麻衣だよ♪呼び捨てでいいからね♪♪」「麻衣かあ。かわいい名前やね。あたしは由果だよ♪」
それから2人はよく遊ぶようになりいつのまにか親友になっていた。

2人は無事2年に進級できてクラスも同じになれたんだ♪
2人が階段を登り、教室はやはりうるさかった。
キャーキャー叫びながら多数の男子に取り囲まれている1人の男の子。橘樹くん。麻衣の好きな人。
ジィと彼の無邪気な横顔を眺める。すると携帯のバイブが揺れる。
由果からだ。「樹クンの事見すぎると下心見え見えになっちゃいますよ〜?笑」
麻衣はすぐさまメールを返す。「もー!見てないもん!由果こそ優太クンの事見てるんじゃないのお?」
由果から返信が来た。
「そーよ♪見てるよ♪だって好きだもん♪」
どう返せばいいか分からず放置。
中休み。由果は麻衣の机に寄ってきた。

       ☆つづく☆

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